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2018.04.08

【バーゼル速報07】

快進撃を続けるグッチが、時計業界でも注目される理由とは

世界最大規模の時計見本市が、スイスのバーゼルで行われる「バーゼルワールド」。著名な時計ブランドが多数出店するなかで、静かで熱い地殻変動がおこっている模様。そんななかから、Adelaideclassifieds.JPが注目する時計ブランドの最新作と、目が離せないブランドの動向をご紹介します。ファッションではもちろん、時計でも快進撃を続ける、グッチです。

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写真/小林孝至 取材・文/福田 豊

アレッサンドロ・ミケーレの世界観が表れた、グッチのブース
アレッサンドロ・ミケーレの世界観が表現された、グッチのブース
「G-タイムレス」クォーツ、SSケース(38mm)、プラスティックストラップ、5気圧防水。11万2000円/グッチ
「G-タイムレス」クォーツ、SSケース(38mm)、プラスティックストラップ、5気圧防水。11万2000円。10月発売予定/グッチ

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ファッション性の高い、自由さとポップさが魅力

◆ グッチ 

細部までミケーレの世界観がブレなく統一された

いわゆる、モードブランドやラグジュアリーブランドと呼ばれるファッションブランドの時計は、ごく一部を除いて、苦戦しているのが実情です。

スーツやドレスは斬新で素敵なのに、時計は普通で退屈という声も。服や靴やベルトなどはどれも高価でラグジュアリーなのに、時計はそれに比べると安価でチープで釣り合わないとか。もしや、あのブランドかも、なぁんて、心当たりのある方も、いらっしゃるかもしれません。

グッチも、正直、以前はそれに近いところもありました。グッチはまさしく世界のトップモードでありラグジュリーブランドであるのに、時計はそうしたグッチのモード感やラグジュアリー感にいまひとつ追いつけない感じがありました。アイコンの「バンブー」や「ホースビット」をモチーフにしたレディスにはチャーミングなものも多かったのですが、メンズは弱かった。そんな気がします。

ところが、2015年にアレッサンドロ・ミケーレ氏がクリエイティブ・ディレクターに就任するや、グッチの時計が、断然、面白くなってきているのです。
時計もファッションのひとつ、という意図が伝わってくるポップなデザイン。
時計もファッションのひとつ、という意図が伝わってくるグッチらしさが全開のデザイン。
それはおそらく、ミケーレ氏が”時計の専業ブランドではない”ということを正しく自覚しているからでしょう。なので、あえて機械式にこだわらず、クォーツ式で軽やかに時計を作ってしまうことができるのです。

「難しいことは考えず、楽しみましょう」という感じ。それは実に正しいこと。いまや時間を知るためなら、携帯電話で事足りる時代。時計はもはや不可欠なアイテムではなく、楽しむために着けるものなのです。

なお、グッチのラインナップには機械式にも魅力的なモデルが多数用意されています。スイスに時計の製造拠点をもつグッチは、約5年前にダイヤルメーカーを傘下に収めており、そういう意味では、時計専業ブランドの一面をもち合わせているとも言えましょう。

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アレッサンドロ・ミケーレの自由な発想は唯一無二 

「G-タイムレス」クォーツ、SSケース&ブレスレット(38mm)、5気圧防水。/グッチ
「G-タイムレス」クォーツ、SSケース(38mm)、SS&イエローゴールド PVD ブレスレット、5気圧防水。14万円。5月発売予定/グッチ
そしてもうひとつ素晴らしいのが、ミケーレ氏の既成概念に捕らわれない自由なところ。スーツの背中に刺繍をしたり、ビットローファーにファーをあしらったり。同様に、時計のダイヤルにも刺繍をしたり、時計にキャットヘッドのかたちの蓋を被せたり、と自由自在に表現している、そこが唯一無二の楽しさになっているのです。

さらに、服はもちろん、メガネも、時計も、家具までも、すべてをミケーレ氏が手掛けて、その世界観が統一されている、という点がもっとも重要なことろ。今年は1970年代のイメージがすべてのプロダクトに貫かれ、時計の新作にもそんなレトロでモダンな雰囲気の好作が多数揃いました。

ブース横の壁面にヒッチコック監督の名作映画『鳥』の主演女優であったティッピ・へドロンが、占い師に扮した70年代テイストのムービーが流れていたのも格好よかったです。

ということで、ここで紹介する時計は、今年の新作のごく一部。出色は見る角度で絵柄の変わるホログラムのフィルムをダイヤルとストラップに使用したモデル。まさに既成概念に捕らわれない自由さが楽しめます。

バーゼルワールドとは?

「BASELWORLD」=「バーゼルワールド」は、毎春先にスイスのバーゼルで開催される、世界最大級の時計宝飾見本市。そもそもはスイスの主要産業である工業製品を国内外に披露する「スイス工業展」が起源で、昨年100周年を迎えました。

そんな長い歴史と伝統から、市民にとっては“年に一度の祭事”のようになっており、チケットを買えば誰でも入場できる、まさにお祭りのような明るくオープンな雰囲気が特徴。週末には、友だち同士や、カップル、ベビーカーを押した家族、老夫婦、犬連れの方など、さまざまな来場者が皆うれしそうに時計を眺めている姿を見ることができます。

■ お問い合わせ

ラグジュアリー・タイムピーシズ ジャパン/グッチ 

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