• TOP
  • WATCHES
  • 【復刻】歴史的な名作時計3選。フランク ミュラー、カルティエ、ブルガリのあのモデルが…

2019.02.26

【復刻】歴史的な名作時計3選。フランク ミュラー、カルティエ、ブルガリのあのモデルが…

毎年、新作時計が発表される一方で、魅力の色褪せないロングセラーがあります。それは時によって磨きをかけ、熟成を重ねた風格にくわえ、時代の感性を取り入れることでさらに輝きを増します。そんな大人の腕にふさわしいタイムレスウォッチをご紹介。

CATEGORIES :
CREDIT :

文/柴田 充

復刻モデルで改めて知る"オリジナル"の魅力

「SIHH」と同時期に開催される「WPHH(World Presentation of Haute Horlogerie)」の会場。1998年からフランク ミュラー ウォッチランド グループが独自に主催する国際時計見本市である。
「SIHH 2019」でAdelaideclassifieds.JPが注目したモデルを、独断のテーマでお送りしてきた本連載の最終回は「オリジナルこそタイムレス」。SIHHと同時期に開催された「WPHH」(World Presentation of Haute Horlogerie)と、3月に控える「バーゼルワールド」に先駆けたプレバーゼルを含めて選定したのは、「フランク ミュラー」のトノウ カーベックス グランギシェ、「カルティエ」のサントス デュモン ウォッチ、「ブルガリ」のジェラルド・ジェンタ アリーナ バイ レトロ 50周年記念モデルの3本。いずれも時代を超越する存在感が際立ちます。

◆ フランク ミュラー 

幻のケースシェイプをよりクラシックに復刻

ブランドの創業25周年を迎えた2017年から限定生産する、トノウ カーベックスのアーカイブシリーズにグランギシェ(ビッグデイト)が登場しました。初期の「2851」ケースを復刻し、ビッグデイトを組み合わせたモデルは、2000年にも発表されましたが、今回はカレンダー窓の位置やビザン数字の大きさ、秒針のデザインを変更し、よりクラシカルなデザインに仕上げました。
「トノウ カーベックス グランギシェ」自動巻き、18KYGケース(45×30mm)、クロコダイルストラップ、日常生活防水。260万円(予価)/フランク ミュラー(フランク ミュラー ウォッチランド東京)
トノウ カーベックスはブランドを立ち上げる5年前に生まれ、初期の2851ケースは現行に比べるとシャープで細身なシェイプが魅力です。平面的なトノウ型とは異なり、球体を切り出したような3次元的曲線を有するオリジナルのケースを踏襲。コンプリケーションだけではない、「フランク ミュラー」の類い稀なるセンスとともに、ブランドのアイコンであり続けるトノウ カーベックスの不変性を証明します。

◆ カルティエ  

オリジナルスタイルと実用機能を受け継ぎます

アルベルト・サントス=デュモン氏。 Cartier Archives ⓒ Cartier
モデル名のサントスは、20世紀初頭の飛行家アルベルト・サントス=デュモンに由来し、航空機の操縦中でも時間を見ることができるように開発されました。昨年モダンに刷新したサントス ドゥ カルティエに続き、今年の新作サントス デュモンでは、1904年のオリジナルスタイルにオマージュを込め、エレガンスを現代に受け継ぎます。ベゼルビスを備えた独創的なスクエアフェイスからは、懐中時計から腕時計へと進化を遂げた革新性が伝わります。
「サントス デュモン」クォーツ、18KPGケース(31.4×43.5mm)、グレーアリゲーターストラップ、日常生活防水。128万円(予価)/カルティエ(カルティエ カスタマーサー ビスセンター) ⓒ Cartier
薄型ケースは心地よい装着感とともに、袖にもシックに収まり、よりエレガンスを演出します。これを実現したのが新開発のクォーツムーブメント。しかもケースの厚みを抑えるだけでなく、省エネルギーを追求した設計と高性能バッテリーを採用することで、従来の2倍に当たる約6年間のロングパワーリザーブを誇ります。それはかつて飛行家の要望に応え、実用機能を求めて誕生した初代オリジナルの精神を彷彿とさせるのです。
PAGE 2

◆ ブルガリ  

巨匠へのリスペクトをデザインの美学に込めて

今年は、かつて数多くのマスターピースを手がけたウォッチデザイナー、ジェラルド・ジェンタが時計作りをスタートし50周年に当たります。オリジナルブランドは2000年に「ブルガリ」傘下に入り、やがて完全統合することで独創的なスタイルや革新機構を現代に継承してきました。こうした偉業を称え、代表モデルであるアリーナ バイ レトロを復刻しました。ジャンピングアワーとダブルレトログラードの組み合わせは、いま見ても斬新です。
「ジェラルド ジェンタ アリーナ バイ レトロ 50周年記念」自動巻き、PTケース(41mm)、アリゲーターストラップ、10気圧防水。645万円/ブルガリ(ブルガリ ジャパン) 
歴史的な名作を復刻するに当たり、ただ再現するのではなく、現代的な解釈を加えてリデザインされました。ベゼル幅は太く存在感を増し、リュウズガードのフォルムとの美しい一体感を演出します。さらにケース側面では、コインエッジ風のラインがローマ建築の円柱を思わせ、流麗なラインを描いてラグへとつながります。巨匠へのリスペクトとともにブランドの美意識を宿し、その想いは新たにデザインされたロゴにも熱く込められています。

■ お問い合わせ

カルティエ カスタマーサー ビスセンター 0120-301-757
フランク ミュラー ウォッチランド東京 03-3549-1949
ブルガリ ジャパン 03-6362-0100

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう

Adelaideclassifieds.jpの最新ニュースをお届けします。

RECOMMEND FOR YOUおすすめの記事

RELATED ARTICLES関連記事

SERIES

続きを読む

SPECIAL