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2017.07.07

日本でたった2か所だけ。ブルーフラッグ獲得の"最高の海"、ご存知ですか

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文/堀川 静

「ーー最高の海とは何か」その問いに答える一つの基準が「ブルーフラッグ」。ブルーフラッグとは、1985年にフランスで誕生した世界で最も歴史ある環境認証の一つで、水質、安全性、環境マネジメント、さらには教育にいたるまで厳しく設けられた33もの基準をクリアしたビーチだけに与えられる勲章です。すなわち、ブルーフラッグの認証を受けたビーチは国際的に第一級だと認められたということ。これまでに世界49か国、4271か所のビーチやマリーナがブルーフラッグに認定されていますが、日本で認証されているのはたったの2か所。それが鎌倉の由比ヶ浜と高浜の若狭和田海岸です(2017年認証)。日本初となるブルーフラッグ認証ビーチ(もとい、最高の海)の魅力に迫ります。
大人が都心の喧騒を抜け出して海へ向かうとき、そこに求めるのはゆるやかに過ぎてゆく特別なひとときではないでしょうか。ブルーフラッグに認定された二つのビーチのうちのひとつ、由比ヶ浜は誰もがご存知の魅力的なビーチですね。でも、わざわざ人で溢れかえる夏の湘南に飛び込んでいくほど若くもないし、飢えてもいない。そんな大人に訪れてもらいたいのが、日本海は高浜・若狭和田海岸なのです。

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澄んだ海と海辺の町の原風景の残る場所

澄んだ海と海辺の町の原風景の残る場所

若狭和田海岸があるのは福井県の最西端、高浜町。緑と海に囲まれた小さな田舎町です。アクセスはというと、京都市内から車で2時間弱。東京から向かうなら、新幹線とローカル線を乗り継いで4時間半ほどかかります。正直、近いとは言えない距離ですよね。関東圏からとなると、時間的にも経済的にもよほどの余裕がなければ厳しいトコロ。しかし、だからこその価値があるのです。移動距離とアイデアは比例すると言いますが、移動距離とその先にある感動も同じ。そこには日本海のイメージを覆すビーチが広がっています。
どこまでも透き通った海、白くやわらかな砂浜。若狭富士と呼ばれる青葉山を目の前の望む、唯一無二のビーチです。
若狭和田海岸は、ブルーフラッグ以外にも「JLA認定海水浴場」認定第一号として選定されているほか、環境省の「日本の水浴場55選」や「日本の水浴場88選」、「日本の快水浴場百選」などにも認定されており、以前から、その安全性や水質、景観の美しさは折り紙付き。

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高浜の魅力は海だけではありません。昔ながらの海辺の街の家並みや漁港、「日本の棚田百選」にも選ばれた『日引の棚田』、足利義満も愛した自然洞窟『明鏡洞』、地元の人々が親しみを込めて“青葉さん”と呼ぶ若狭の富士こと『青葉山』など、その見どころは多数。今回ご紹介した若狭和田海岸以外にも町全体で計7つのビーチがあり、釣りはもちろん“浜辺キュー”と呼ばれる浜辺でのバーベキューやキャンプ、クルージングなども楽しめます。
水質や景観の美しさ、完備された救護設備、水難救助員やライフセーバー、土日に医師や看護師が常駐する救護所など高水準の安全性、そしてサスティナブルな環境づくりのための教育カリキュラムや、障害を持つ人のための水陸両用車椅子やバリアフリー装備……、それらはすべて、地域全体の意識の高さと努力の賜物。

海にかかわらず、わたしたちは自然に何かを求めるとき、手付かずであることをより評価する傾向にありますが、実は手付かずに見えるその価値がたくさんの人の手によって守られているということを忘れてはいけません。

そう、高浜の海の何よりの魅力は、そこに住む人々なのかも。洗練という名目のもとステレオタイプに仕上がったリゾートでは決してない、最高の海がここにあります。
加えて、夏は地元のお祭や花火大会もオススメ。のどかな日本海のブルーフラッグ取得の海辺で、ちょっと懐かしい日本の夏を満喫してください。

■ 若狭高浜花火大会

日程/8月1日(火)
場所/若狭和田ビーチ〜城山海水浴場
時間/20:00〜
URL/
広いビーチで寝そべって、ゆっくり見える迫力満点の水中花火。

■ 若狭たかはま漁火想

日程/8月19日(土)
時間/16:00〜
場所/若宮海水浴場
URL/
約1万個のキャンドルが砂浜につくり出す幻想的な空間。
約30万発の創作花火「櫓龍」も同時開催。
● 若狭高浜 観光ガイド
URL/

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