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2019.03.31

里山の四季を存分に楽しめる、秋田の和モダン隠れ宿「侘桜」

みちのくの小京都と言われる角館にほど近い山間の静かな隠れ宿「角館山荘 侘桜」。200年前の豪奢な茅葺き古民家を移築した宿の周りには何もなく、ただ自然のみ。星見台で見る夜空も別格です。これぞまさに大人の隠れ家。

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文/福田 豊

茅葺古民家を移築・再生した宿は、風情たっぷり。
今回の宿は秋田県の「角館山荘 侘桜(かくのだてさんそう わびざくら)」というところ。みちのくの小京都角館のはずれに位置するこの土地は、約800年前、雫石から移住した戸沢氏が門屋城を築いた場所。その歴史ある里山にひっそりと佇むのは茅葺き古民家に天然温泉を備えた上質感のある大人な雰囲気の宿なのです。まさに、恋する大人の男が、愛しの彼女とお泊りドライブで行くのに最高ってことですね。

辺り一面自然がいっぱい。眺めの良さが、最大のオススメの理由

まず立地が良い。「侘桜」が建つのは、かつては何もなかった場所。土地が痩せているため、木もあまり育たぬただの山。そんな山を丸ごと、総敷地面積約4万2000坪を買い取って、およそ200年前の豪奢な茅葺き古民家を雫石から移築。だから、周囲には本当になんにもない。正真正銘「大人の隠れ家」。実際、宿の側でもそれを確信していて「看板をあえて出さない」ぐらいなんです。
また白眉が、そんな何もない土地なのに、きちんと温泉宿であること。「日本なら地面を掘れば温泉が出るんじゃないかと思いまして」、という当主のアバウトというかポジティブというか、な発想でスタートしたところ、「1キロ近く掘ったら出ました」とのこと。

しかも、その泉質が柔らかくキメ細やかで、湯量も豊富。なので「侘桜」は、この辺り一帯で唯一無二の名湯である。おそらく未来永劫に。だって山が全部、「侘桜」の土地なのですから。
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全10室の客室はすべて半露店風呂付き。どの部屋もとても居心地がいい

客室はわずか10室の親密さ。その10室は「ダイニング付き和洋室」と「和洋室」「和室」の2グレード、3タイプ。

そのすべてが古民家の入り口部分と趣を同じにする純和風の造り。角館の材木をふんだんに使い、皮付きの桜の柱が情緒たっぷり。優しく温もりのある居心地の良さ。また全室のインテリアが異なるので、その都度、楽しめるのが、うれしいところ、です。
すへての客室に源泉かけ流しの半露天風呂ついている。写真は、ダイニング付き和洋室の半露天風呂。
客室はすべてテラス付き。そこからの眺めは、ただただ自然だけ。だって山ひとつが敷地ですから。また全室が広く眺めの良い半露天の温泉付き。大きな窓を開けると露天になる。で、この湯船の深さと大きさが絶妙なんだよなぁ。「ふたりで」というのに最適。だから温泉にたっぷりと浸かって、ふたりで浴衣で景色を見つつ涼む、なんてのが楽しめちゃうのです。

でもってより広々と湯を楽しめる貸し切り露天温泉もあります。
離れにある広々とした貸し切り露天風呂。15〜22時、6〜10時に利用できる。
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旬の味覚をたっぷり味わえ、美味しい酒がくいくい進みます

さらに料理が絶品。なにしろ、あのミシュランの二ツ星をもつ南麻布の「分とく山」の総料理長、野﨑洋光氏のプロデュース。「田舎でやるのが夢だった」と、自ら名乗り出てくれたのだそう。
四季折々の食材を組み合わせ、月替わりで供される料理は、からだに美味しいがコンセプト。見た目も鮮やかで華やか。
料理の基本は懐石。地の食材を中心に、全国から集められた旬の味覚が、時に田舎風に、時に都会風に、時には洋風に、と鮮やかに華やかに食欲を誘う。ことに魚は「生きたものしか使わない」と、生け簀から揚げられたばかりを使用するこだわりようで最高に美味。そして水が良くて米の良い秋田県だから、お酒がまたまた美味しいのですよ。

という次第で、「侘桜」は本当に良い宿でした。この連載でも屈指じゃないかしら。なので、恋する大人の男すべてに大オススメしたい。きっと、どんな趣味趣向の女性でも大満足のはずですから。

◆ Wabizakura 角館山荘 侘桜

住所/
アクセス/秋田より秋田自動車道・大曲IC~国道105号を経由
URL/
ご予約・お問い合わせ/0187-47-3511

● 料金/4万円~(2食付き)

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