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2018.04.18

AIにVR。このままでは生身の女性を愛せなくなる日が来る!?

近年、何かと話題のAI(人工知能)にVR(仮想現実)。さらに3DCGの技術が組み合わさったこれらの分野では、すでに人間以上(?)の「美人」が生まれ始めているのです!

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文/平井敦貴

AI(人工知能)はCGやロボット、VRなどと結合し、あらゆる分野に進出中。

AIはもはや日常の一部です

「OK、グーグル」と呼べば応えてくれるスマートスピーカーの登場によって、ますます日常に浸透し始めたAI。確かにAIは生活を便利にしてくれていますが、そうなると次に人間が求めるのは、やはりアノ分野でしょう。そう、恋愛対象としてのAIです。

ここでは、そんな「AI」とセットで語られる「VR」や「3DCG」といった先端テクノロジーを軸に、人工的に作られる恋愛対象=美人について紐解いていきます。

次の中でCGはどれでしょう?

早速ですが問題です。次の7人の中で、CGで描かれた美女は何人いるでしょうか?
出典:http://features.cgsociety.org/gallerycrits/45011/45011_1179862569_medium.jpg#.WtKmUvZz520.link
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答えはなんと全員です。

と言っても、ハリウッド映画のCGなどに慣れ親しんだ昨今では、そこまで驚かれないかも知れません。しかしながら、このような3DCGによって生み出されたキャラクターは、生身の人間の写真とほぼ遜色のないレベルまで達しているのがわかります。

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動きまでリアルに再現されたCG女子高生Sayaとは?

「不気味の谷」を超えたSaya

さらに昨年、話題を集めた一本の動画があります。
こちらは、動きまでリアルに再現したCG女子高生「Saya」です。風に揺れる髪の毛一本一本の質感まで再現され、CGというのがにわかに信じられないでしょう。

これまでもフル3DCGでの人物表現は数多く行われてきましたが、どこか見た目に違和感を覚えてしまう「不気味の谷」という技術的な壁を乗り越えることができませんでした。

しかし「Saya」は、そんな「不気味の谷」を克服し、あたかも人間そのもののように動きをつけることに成功。そのクオリティは国内外でも評判になり、ついには講談社が主催する美少女オーディション「ミスiD 2018」に正式ノミネートされるまでに至りました。

ちなみに「Saya」のプロフィールは、2月29日生まれの17歳で、身長155cm、B77・W58・H80とのこと。一見、どこにでもいそうな可愛らしい女子高生ですが、実は人工的に生み出された永遠の17歳なんですね。

AIとの会話はすでに実用レベルです

日本でも話題を呼んでいるAI搭載のスマートスピーカー「Google Home」。/Shutterstock.com
さて、ここでちょっと話題を変えて最近話題のAI(人工知能)について見ていきましょう。実はAIの学術的な研究は、1956年に行われたダートマス会議に始まったと言われ、すでに60年ほどの歴史を有しています。その60年の中でコンピュータの発達があったり、技術的なブレイクスルーがあったりし、現在のブーム(第3次AIブーム)が生まれたと考えられています。

そんなAIですが、基本的な原理をざっくり言うと「ビッグデータを深層学習(ディープラーニング)して最適な答えを出す」というもの。例えば「Google Home」では、グーグルの膨大な検索データをAIに学習させ、その解析結果を音声でアウトプットする仕組みになっています。また、iPhoneに搭載されている「Siri」やスマートスピーカー「Amazon Echo」の「アレクサ」などは、みなさんも触れたり聞いたことがあるかもしれません。これらは、ここ数年で精度が向上した音声認識の技術がAIと結びついた結果なんですね。

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AIなら、誰でも女子高生とLINEで友達になれる?

マイクロソフトがAI女子高生を開発

LINEで友達になり、会話をすることができるAI女子高生「りんな」。http://www.rinna.jp/
LINEで友達になり、会話をすることができるAI女子高生「りんな」。
実はマイクロソフトも、積極的にAIに取り組んでいる企業の一つです。中でも2015年にデビューした「りんな」という女子高生チャットボットは、現在、LINE上に660万人の友達を持ち、今なお多くの支持を集めています。

チャットボットとは、その名の通り「チャット」をする「ボット(ロボット)」プログラムのこと。LINE上でメッセージを送ると、リアルな女子高生のような返事を返すことで人気を集めています。
LINEで会話をすることができる「りんな」。時折り変なことを言いますが、基本的に会話は成立。りんなから質問されることもあります。
LINEで会話をすることができる「りんな」。時折り変なことを言いますが、基本的に会話は成立。りんなから質問されることもあります。
ちなみにこの「りんな」も昨年、美少女オーディション「ミスiD 2018」にノミネートされました。
この「ミスiD」に象徴されるように、もはや男性にとっての恋愛対象は、生身の人間だけではなくなってきています。

もちろん、漫画やアニメなどの、いわゆる二次元キャラクターに恋をする男性はこれまでにもいましたが、「Saya」と「りんな」の場合、それとはちょっと性質が異なります。と言うのも、彼女たちは「実在の人間」と「架空のキャラクター」の境界線を行き来しているからです。

もし「Saya」のようなリアルCGの女子高生が「りんな」のようなチャットボットを始めたらーー? スマートフォン越しに現れる「彼女」は、さらに深層学習を続けることで実在の「彼女」と遜色がなくなっていくかもしれません。そして、その時代はもうすでに始まっているのです。

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VRで新たな恋愛体験?

VRは人間側から架空の世界に入るもの

VRにおける恋愛事情は今後、どう発展して行く?
VRにおける恋愛事情は今後、どう発展して行く?
さて、AIやCGに続いて、近年ますます話題となっている「VR」(Virtual Reality:仮想現実)の世界を覗いてみましょう。VRも現在、さらなる段階へと入りつつあります。

まず、VRの世界を牽引しているのはゲームやアクティビティ、アダルトといったアミューズメント業界と言えるでしょう。360度の映像によって映し出される世界は、ユーザーにまさに無限の可能性を提供しています。

具体的な例を見ていきましょう。2016年、VR元年と呼ばれた年に登場したソニーの「PSVR」ですが、中でも男性の話題を集めたゲームソフトがこちらの「サマーレッスン」でした。
こちらは、VRによってゲームの世界に入り込み、女性キャラクターとの日常を疑似的に体験できるというもの。家庭教師と生徒という簡単なシナリオに沿って物語は進行しますが、仮想空間での動きは全てVRゴーグルの動きにリンクし、まるでその場にいるような臨場感が得られます。

操作性やグラフィックスなどは現実世界には及びませんが、VR黎明期であることを考えると、その出来栄えには驚かざるを得ません。恋愛シミュレーションゲームは今後、さらにグラフィックス性能が向上し、シナリオや操作感が熟成していくことで、より没入感の高い内容になることが期待できます。VRゲームにおける美人の登場はまさにスタートを切っているのです。

大人のためのVR映像はすでに数千本!?

VRの気になる話題をもう一つ。ここからは大きな声では言えないのですが、大人のためのVR映像も、実はその数を飛躍的に伸ばしているんです。現在、最大手である「DMM動画.R18」におけるアダルトVRコンテンツの数は3000本以上。その他のメーカーを合わせれば、その数は国内だけでも数千本は下りません。

気になるその映像の中身ですが、基本的に男性は「受け身」であることが多くなっています。これは、ゲームと違ってVR「映像」の場合、視聴者(ユーザー)が映像内を自在に動き回ることができないため。それゆえカメラは固定ポジションとなり、そのカメラに女性たちが向かってくる構図となるのです。

いずれにせよ、VRゴーグル越しに見る映像にはかなりの臨場感があり、ヘッドホンをつけると女性の息遣いまでもが間近に感じられます。

実際にアダルト分野ではコンテンツだけでなく、専用の視聴デバイスや施設などが登場し、リアル・デジタルが一体となって業界を盛り上げています。今後、VRゴーグルの解像度が上がれば、さらにその質は上昇して行くと考えられます。

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仮想現実と現実、どっちで恋をする?

今後の人間の「疑似」恋愛事情は?

恋愛において「仮想現実」は「現実」たり得るのか?
恋愛において「仮想現実」は「現実」たり得るのか?
これまで先端テクノロジーにおける「美人」を見て来ましたが、いかがでしたでしょうか。確かにどれも魅力的な「女性」でしたが、いずれも「あと一歩」の感じが否めないのではないでしょうか。

3DCGの女性たちは確かに美人ですが、ようやく「不気味の谷」を超えたところ。AIは今なお発展途上中です。VRは徐々に存在感を強めていますが、現実の世界とはまだ隔たりがあります。

しかしながら、例えば「Saya」のような3DCGキャラクターが「りんな」のようなAIを頭脳に持ち、リアルな「VR空間」に現れたとしたら? 仮想空間であなたの好みを学習し、あなたとともに行動する、リアルな「女性」。しかもその見た目は非の打ち所がない美人なのですから、男性が心惹かれてしまうのは、至極当然と言えるでしょう。

現代の男性は「草食系」と呼ばれ、女性に積極的にアプローチをしないと言われています。この傾向が続けば、もしかすると近い将来、男性たちは「実在の女性」と付き合うか、実在しない「リアルな女性」と付き合うか、2つの選択に迫られるのかもしれません。

ただ、いくら栄養満点だからと言って、サプリメントやカロリーバーが主食にならないように、「人工美人」が生涯のパートナーとなるのはまだ先のことではないでしょうか。仮想現実は、あくまでかりそめの世界。実際にデートして、美味しいものを一緒に食べて、肌の温もりを感じ合って……。お互いの悩みを聞いたり、時には喧嘩をしたり、嫉妬したり、そんな人間だからこそできる血の通ったコミュニケーションは、プログラミングされたバーチャルな相手では、きっとできないことでしょう。

精巧に作られた人工美人、不完全だけど血の通った生身の人間。さて、あなたはどっちの女性に恋をしますか?

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