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2018.03.03

その「話し方」じゃモテません! アナタの話し方はどこが悪いのか?

日本人はスピーチが苦手な人が多いという。しかし会話は術。つまり学べば誰でもうまくなる。恋にも仕事にも役に立つ、相手の心を掴む会話術の心得をお教えします。

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文/紺野美紀

人と話すことが苦手。そういう人が年代を問わず増えています。最近では電話よりもメール、買い物はお店ではなくネット……。こうなると話すこと自体が少なくなって、ますます苦手になってくる。とはいえ、会議やプレゼンなど人前で話す機会はなくならないし、何よりも女性との距離は話さなくては縮まりようがありません。モテる男は話し上手、という面は否定できないのです。では、話し上手になるためにはどうすればいいのでしょうか。

口説くとは、説得し、納得してもらうこと

「話すことは口説くことです」と言うのは、スピーチトレーナーとしてこれまで多くのビジネスマン、経営者や政治家に話し方を指導してきた高津和彦先生。口説くというと、対女性の場合のみと思ってしまいますが、「ビジネスの社会でも必須事項。口で説く、説得する、納得してもらうという意味ではまったく同じです」と高津先生。話すことが苦手な人は、それだけでさまざま々なチャンスをふいにしているのかもしれません。
「人は自分が話したい人の話を聞くし、話したくない人の話は聞きません」(高津先生、以下同)
確かに、自分が“いやだな”と思いながら話していれば、相手にもそのオーラは伝わって、相手も聞く気を失ってしまいます。それでは相手を説得できませんよね。まず大事なのは、話すことへの苦手意識を払拭して、常に自然体で話せるようになること。
「欧米では、子どもの頃から学校でディスカッションやディベートの授業があります。一方、日本では“先生の言うことをよく聞いて”と“聞く”ことに重きをおいた教育をしますよね。これでは、話す機会は少なくなり、結果話すことが苦手になってしまっても無理はありません」

見た目を整えたら、自信をもって振舞う

もともと日本では “男は多くを語らず”を良しとする文化があるのも、話下手の要因のひとつかもしれません。まずは意識を変えること。話すことを好きになることからスタートした方が良いようです。
「大前提として、見た目を整えることは大事ですね。人は見た目で9割を判断するとも言われていますが、見た目をきちんとすれば自分にも自信がつきます。日本人は見た目に気を遣っている人は多いのに、何故か自信がなさそうに振る舞う人が多いような気がします」
それはもったいないことだと高津先生。
「海外旅行をすると、ホテルの廊下やエレベーター、レストランなど、気さくに挨拶をされることが多いですよね。ドアを抑えながら“どうぞ”なんて、むこうでは当たり前の振る舞いだけど、それを“キザだな”と排除するのではなく、日本でもぜひそうなって欲しいと思います。そうやって、どんな場面でもちょっと声を出すことが自然に出来るようになれば、話すことの苦手意識を変える第一歩になると思いますよ」

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相手の目を見ることは反応を見ること

相手の目を見ることは、反応を見ること

声を出すことに抵抗感が無くなったら、次はテクニック。人を引きつける話し方のコツを伺いました。
「やっぱり大事なのは表情。ぱっと笑顔が出るようになればいいですね。それと、姿勢、視線も大事です。日本人は相手の目を見て話すことが苦手ですが、目線を合わせないということで、相手との距離が生まれてしまいます」
一対一の会話はもちろんのこと、会議やプレゼンでも相手を見ることは大事。原稿や資料ばかりに気を取られ、聞く人の顔を見ない人は意外と多い。
「会議やプレゼンで発表する場合は、原稿を読まないことです。地図って丸ごと全部覚えないですよね。ポイントだけ覚えます。それと一緒で、筋道さえ頭に入っていたら、一言一句覚えたり読んだりする必要はないのです。目的は、人に話を聞いてもらうこと。相手に伝えること。相手の反応を見ないと、話が伝わっているかどうか分からないですよね」

一文を短くしてテンポよくはっきりと話す

そして話すことにはリズムが大事。テンポのいい話には自然と引き込まれるものです。
「リズムを良くするためには一文を短くすることです。長くなるとリズムが悪くなりますし、分かりにくい。“結局何が言いたいの?”と思われてしまいます。不要な敬語もおすすめできませんね。まわりくどくなって、やはり話を分かりにくくしてしまいます」
声の出し方も気をつけたいポイント。
「男性は低く落ち着いた声がいい声だと言われていますが、それよりもっと大事なことは、はっきりと話すこと。人に届くボリュームで、ハギレ良く話せば好印象をもたれるはずです。語尾を延ばす若者言葉は社会人としてNGなのは当たり前ですが、自分で気づかずに、声が小さくて間延びした話し方をする人も結構多いので気を付けてほしいですね」
「一度、落語を聞いてみて下さい。座って話すだけで人を引き込む。声のトーン、抑揚、間の取り方など“伝える”の要素が全部入ってる。自分で落語のように話すことができれば最高ですね」

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会話はキャッチボール。相槌をうまく打つ

会話はキャッチボール。相槌をうまく打つ

最後に女性と話す場合に気をつけることは?
「日本は、横に並んで一緒に月を見ながら話をするのがロマンティックだという文化でもありますが、ぜひ横並びではなく、目を見て話してほしい。そして、ストレートに簡潔に話すこと。まわりくどい説明をダラダラ話すと相手も退屈してしまいます。話を聞くときには、“それで?”とか“そうなんだ”といった相槌を打つこと。会話はまさにキャッチボールです。テンポよく会話が続くようになれば、相手との距離はぐっと近くなりますよ」
話し方の基本テクニック
1. 口角を上げて笑顔を心がけること。話しているときは表情を豊かにしましょう。
2. 姿勢を良くすること。堂々とした立ち姿は目を引きます。
3. 話を聞く人の目を見ること。目線を合わせない人とは話ははずみません。
4. 一文を短くすること。テンポ良く話すことでリズムが生まれます。
5. 無理して敬語を多用しないこと。まわりくどい言い方は伝わりづらくなります。
普段、自分の話し方を客観的に眺めることってなかなかないもの。ぜひ、この機会に自分の話し方をチェックして、彼女に気持ちがストレートに伝わるよう会話術をマスターしてくださいませ。

● 高津和彦(こうず・かずひこ)

スピーチトレーナー。「ベストスピーカー®」「ベストプレゼン」主任講師、元大阪工業大学客員教授。関西大学法学部、カナダ・カルガリー大学政治学科、サン放送アカデミー卒。会社員を経験後、ベストスピーカー教育研究所を設立。アナウンサー、司会、DJとして活躍する一方、語学力、交渉力を活かし国際レセプション、法廷通訳としても活動。現在はスピーチトレーナーとして指導にあたる。著書に『話し方のルール』(明日香出版社)、『あがってしまうシーンでも相手にきちんと伝わる「話し方」の授業』(日本実業出版社)など。

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