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2017.09.10

たった10分で見違える、銀座の靴磨きを試してみた

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写真(銀座三越、マエストロ)/小澤 達也(STUDIO Mug)(千葉スペシャル)/椙本裕子(YUKIMI STUDIO) 取材・文/池田保行(04)

銀座は昭和の昔から「靴を磨く」という文化のある街。お洒落なオトナが集う街だけに、お洒落は足元からという気風もあるのでしょうが、粋人に聞けば未舗装の道路が多かった時代、背広(スーツ)を着て革靴をはいたら出かける先は銀座や有楽町の歓楽街と相場が決まっていたそうで。ゆえに銀座に着いたら土埃で汚れた靴をピカピカに磨いてから馴染みの店に顔を出すのがアタリマエだったのだそうですよ。

そんな銀座の靴磨き、ちょっと様相は変わりましたが、いまでも健在です。ふらりと立ち寄って10分で仕上げてくれる銀座の伝統文化をご紹介しましょう。

銀座に集う紳士のラウンジで優雅に靴を磨く

銀座三越5階のシューズ&バッグリペアコーナーは、GINZA ジェントルマンズラウンジの一角にあります。こちらのラウンジでは紳士の服飾小物を取り揃えるとともに、シガーや喫煙具のコーナー、バーバー、シューズ&バッグのリペアができる工房などを併設しています。
銀座三越5階のメンズフロアの一角には「GINZA ジェントルマンズラウンジ」という、粋なオトナが集う場所があります。こちらのシューリペアコーナーには、チェスターフィールドのソファが2脚。こちらにゆったりと座るところから靴磨きは始まります。

磨きのコースは3種類。ベーシックコース1000円、プレミアムコースとナチュラルコースは1500円。使用するクリームの種類によってお値段は変わります。

一番人気は、モゥブレィのプレステージラインのクリームを使った、革に優しく、しっかり栄養も入れて仕上げるナチュラルコースとのことです。コースが決まると、つぎに職人さんが取り出すのは2枚のトランプ。手品でも始めるのかと思いきや、靴の履き口にトランプを差し込むことでソックスにクリームがついたりブラシが当たるのを防ぐのだそう。なんとも粋な計らいです。

ブラシで天然成分配合の保湿クリームを塗り、磨き上げること片足約5分。反対側の足も同様に仕上げるのでトータルで約10分。コバの傷にもカラーを入れたら完成です。さきほどまで履いていた靴とは明らかに光沢が変わります。対面式の靴磨きのほか、40分ほどお預けいただければ、トウキャップの鏡面磨きも可能です。ほかにも様々なシューリペア、オールソールやヒールの修理、スニーカーやバッグのお直しも受け付けています。

さまざまなメニューを、ご希望に合わせて組み合わせられるのがコチラのいいところ。銀座にお越しの際、ふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょう。

■銀座三越5F シューケア&リペア工房

銀座三越の5階フロア、紳士靴売り場の奥にあるのがシューズ&バッグリペア工房。靴磨きはモウブレィのクリームを販売するR&Dが手がけています。
住所/東京都中央区銀座4-6-16
営業時間/10:30〜20:00 不定休
お問い合わせ/☎03-3562-1111
URL/

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銀座の腕利きの磨き職人のお店はコチラになります

「仕事がうまくいく!」という験担ぎの靴磨き

夏場はシャツに水玉のボウタイとキャスケット。秋にはツイードのベスト、冬場はツイードのジャケットがユニフォームです。
有楽町交通会館の1階にある書店前で、靴磨きを待つビジネスマンの大行列をご覧になったことがおありかと。こちらが泣く子も黙ると言われる「千葉スペシャル」。

有楽町で20年、靴を磨き続ける頑固な職人集団です。揃いのユニフォームはユナイテッドアローズ製。道具箱や椅子などは、乃村工藝社が手がけています。代表の千葉尊さんの出自や苦労話は、ウェブ上に多々ありますので、そちらへ譲るとして、実際に磨いていただいた様子をレポートします。

まずは行列に並びます。取材でも社長でも総理大臣でも横入りはできません。順番が来たら椅子に座り、一端靴を脱いでビニール袋を穿いてから再び靴を履きます。足首にビニールを被せることで、ブラシやクリームが靴下につかないようにという配慮です。

 まずは靴の汚れをぬれたタオル等で落としたら、アルコールでとかしたクリームをブラシの先に少量をとり、コバからアッパーにかけてすりこみます。その後は特別に配合したクリームを靴の色に合わせて選んだら布でひたすら塗り込みます。片方5〜6分で驚くほどピカピカに仕上がりました。料金は1100円。

「スエードの靴とか、先っちょだけピカピカなのとか、やらないよ。うちの流儀に合わないからね。その代わり一度磨いたら、履くときにぬれたタオル等でホコリさえ払ってくれれば、しばらく磨かなくたっていいんだよ」。

そんな職人気質の靴磨きに惚れ込んだ人は数え切れません。商談前に磨いてもらうと契約がまとまるとの噂もあり、行列は絶えることが無いのです。

■千葉スペシャル

お揃いのユニフォームと職人気質な口調は、昔ながらの靴磨きそのもの。大手企業の経営者をはじめ、著名人の顧客も多数。地方から、わざわざ磨いてもらいにやってくるお客さんも多数いるそうです。ちなみに八重洲にも支店があります。
住所/東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館ビル1階 三省堂書店前
営業時間/9:00~19:00、土9:30〜19:00 日曜、祝祭日休み
お問い合わせ/☎080-5374-2233
URL/

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ビスポーク靴を任せて安心の出張靴磨き

ビスポーク靴を任せて安心の出張靴磨き

阪急メンズ東京の地下一階、靴売り場の片隅に出張するマエストロの岡田さん。ピカピカに磨き上げられたビスポークのUチップが人目を誘います。
“ビスポーク・シューシャイナー”の肩書で知られる松室真一郎氏が主催する「マエストロ」は、店舗を持たず、主に郵送と出張で靴を磨くスペシャリスト。 

六本木ヒルズのユナイテッドアローズにはショップインショップがありますが、ここ銀座にも定期的に出張しています。出張先はバーニーズ ニューヨーク銀座店と阪急メンズ東京。松室さんと、一番弟子の岡田匠さんが交互に来店。スケジュールはホームページにアップされています。

 この日は阪急メンズに岡田さんがご出張。出勤時はラフなポロシャツ&ジーンズ姿でしたが、エプロンを締め履いてきた靴を履き替えました。

「この靴はビスポークで誂えたもの。紺のエプロンに赤茶の靴は、マエストロのイメージカラーを表しています」

と、スタイルにもこだわりが見られます。時間は両足で約15分ほど、料金は2500円です。シュークリームは、松室さんが”自分の肌に付けたくないものを靴につけたくない”というこだわりから特別に調合されたもの。岡田さんも、これを何色も持参して出張されています。

空いた時間には、お客様から預かった靴を磨いています。場所柄、高価なブランド靴やビスポーク靴を持ち込まれる方が多いようです。ちなみに岡田さん、もともとはラーメン屋さんという異色の経歴の持ち主。

「ラーメン屋とはいえ大手でしたので出勤はスーツ。そこで履く靴について調べていたとき、雑誌で松室のことを知りました。靴磨きという仕事があることを知ったのもその時で、即弟子入りしたというわけです」。

■マエストロ

バーニーズ ニューヨーク銀座店と阪急メンズ東京に出張しています。スケジュールはHPでご確認ください。郵送での磨きはHPから受け付けています。
URL/
お問い合わせ/☎090-7532-7363

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任せて安心、全国展開のシューリペア工房

任せて安心、全国展開のシューリペア工房

店舗は全国に17店舗。シューリペアはメンズ、ウィメンズ、スニーカーまで対応する靴修理のスペシャリストです。
リファーレは東京・恵比寿に本店を構えるシューリペアとシューケアのプロ集団。銀座地区には有楽町マルイに「リファインアームズ」を、阪急メンズ東京に「シューリペア工房」という2店舗を構えています。

シューポリッシュはどちらの店頭でも受付けOK。待っている間は、ガラス張りの工房で職人が作業する様子が伺えます。使用するクリームはコロンブスとリファーレが共同で開発したプレミアムシューケアブランド「ブートブラック」。ハイシャインなら1500円〜で、10分で艶々に仕上がります。

シューリペアのメニューも豊富ですので、お気に入りの靴を一気に持ち込んで蘇らせるのにも便利ですよ。

■有楽町マルイ リファインアームズ

住所/東京都千代田区有楽町2-7-1  有楽町マルイ7F
営業時間/11:00〜21:00、日祝10:30〜20:30 不定休
電話番号/☎03-3212-0101

■阪急メンズ東京 有楽町 シューリペア工房

住所/東京都千代田区有楽町2-5-1 阪急メンズ東京地下 1階
営業時間/月・火12:00〜20:00、水〜金〜21:00、土11:00〜21:00、日祝11:00〜20:00 不定休
電話番号/☎03-6252-1381
URL/

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