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2017.07.27

"洗濯ソムリエ"に白シャツの洗い方を聞いてみた

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写真/小澤 達也(STUDIO Mug) 協力/フレディ レック・ウォッシュサロン トーキョー 取材・文/池田保行(04) イタリアスナップ/Massi Ninni、前田直子

夏はどうしたって汗をかきますので、服のメンテナンスが気になります。とりわけ毎日着用する白シャツなどは襟元や袖口に汗をたっぷり吸うので、汚れが気になるもの。そんな白シャツを自宅でキレイに洗うコツを“洗濯ソムリエ”こと、松延友記さんに伺いました。メンテナンス方法をぜひご活用ください。

イタリアオトコのシャツは"真っ白"だからキマる

白シャツの天敵、黄ばみを撃退するには?

日中のびっしょりかいた汗を吸ったシャツですが、家に帰ったら即洗濯機に放り込みますよね。で、洗剤を入れて、スタートボタンをピッと押せば、あとは乾燥まで全自動というのがいまどき。

ですが、汗の脂汚れは意外と頑固で落ちにくいもの。夏が終わる頃には、お気に入りの白シャツが、うっすら黒ずんだり黄ばんだりしてきます。それを防ぐためにはどうすればよいのか?

実は白シャツの洗濯にはコツがあるんです。
 
「汗の汚れは脂汚れなので、洗濯機で洗う前に“予洗い=プレウォッシュ”することをオススメしています」。そう話すのは、白スニーカーを真っ白に洗うコツは「お酢」だった!?でもお話を伺った「洗濯ソムリエ」の肩書を持つ松延友記さん。ドイツ・ベルリンにあるお洒落コインランドリー&カフェ「フレディ レック・ウォッシュサロン」のプロデューサーです。。

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まずは、ぬるま湯に!?

まずは、ぬるま湯に浸けておきます

ウォッシュタブ(深めの洗濯桶)にぬるま湯(お風呂のお湯より、ちょっとぬるめの37〜40℃)を張ったら、1分ほどつけておきます。ぬるま湯に浸けておくことで、生地が柔らかくなり、汗の皮脂分が溶け出し、汚れが落ちやすくなります。
「ワイシャツの『ワイ』は、『ホワイト』の『ワイ』。シャツは断然まっ白が気持ちいいものですから、襟元や袖口の汚れは禁物です。洗濯するたびにしっかりと皮脂汚れを落としてあげることで、シャツの寿命は格段に伸びるんです!」
 
黒ずみ汚れは皮脂が繊維のなかに溜まったもの。黄ばみ汚れは皮脂が酸化することで発生します。皮脂汚れ対策には、洗濯機前のひと手間、つまり予洗いが有効です。予洗いはまず、ぬるま湯で汚れを浮かせるところから始めます。
 
「シャツは裏返してボタンをはずしたまま、ぬるま湯に漬けこみます。襟元や袖口は開いて表に出るようにしておきましょう。くしゃくしゃと丸めると洗いムラになりますので」。

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汚れが気になる部分に◯◯を!?

汚れが気になる部分に石鹸を塗り込みます。

袖口や襟元の汚れは、石鹸でこするように洗います。このとき純石鹸成分の多い固形石鹸を使いましょう。粉末の合成洗剤には白く見せかける蛍光増白剤が入っているので、白いシャツが黄ばんでしまうことがありますので。
襟や袖口(カフス)が表に出るようにして、充分ぬるま湯に漬けたら、固形石鹸を軽く塗り込むようにします。汚れた繊維の奥まで石鹸成分をなじませるイメージです。
 
「うちで扱っている固形石鹸は、石鹸成分に牛の胆汁の酵素が入っています。これが皮脂汚れに効くんです」

牛の胆汁酵素入りの固形石鹸も有効

「ガルザイフェ」は、ドイツでは一般的な家庭用固形石鹸。ガルは胆汁、ザイフェは石鹸の意で、牛の胆汁からとれる酵素を配合しています。酵素の働きにより、タンパク質や油汚れが分解されるので、落ちにくい汗や血液などの汚れ落としに最適なのです。100g 450円/フレディ レック(フレディ レック・ウォッシュサロン トーキョー)
次にブラシで汚れを掻き出しましょう。洗濯専用のブラシが使いやすいですが、使わなくなった歯ブラシでもOK。
 
「ブラシは、こすり洗いのために使うのではありません。汚れを掻き出すために使うんです。ゴシゴシ洗うと、シャツの生地を痛めてしまいますのでお気をつけください」。

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汚れはこするのではなく?

汚れはこするのではなく掻き出すように

石鹸で汚れを分解したら、ブラシで汚れを掻き出します。この時、ブラシでこするのではなく、繊維のなかのよごれ成分を「かきだす」ように使うのがコツ。手首のスナップを効かせながら、石鹸で溶け出した汚れを、表面に押し出すように。
そう言う松延さんの手つきを見ると、手首をクイックイッと返しながら、ブラシの毛先でシャツの襟や袖に染み込んだ皮脂を弾き飛ばすようにしています。
 
丁寧に皮脂を掻き出したら洗濯ネットに入れて洗濯機へ。いつものように洗います。乾燥機は使わないほうがいいでしょう。ハンガーに掛けて陰干しが基本です。

本洗いするときは粗目のネットに入れて

シャツの袖が絡んだり、ボタンが痛んだりしないように、洗濯ネットに入れて本洗いへ。洗濯ネットは目の細かいものと、粗いものがありますが、汗で汚れたシャツは、傷みは防ぎつつもしっかり洗える粗目のネットに入れて洗濯機で本洗いしましょう。

洗濯機で本洗いしましょう

日常に着るシャツならいつもどおりの洗濯時間でOKですが、繊細な生地のシャツならお洒落着洗いモードを。「大切なドレスシャツは手洗いする」という方もいらっしゃいますが、多忙なオトナには時間的に難しいでしょう。最近の洗濯機はそのあたりとってもよくデキています。ただし、乾燥機だけは、シャツ生地を痛め兼ねませんので、取り出して陰干しをオススメします。

● 松延友記(洗濯ソムリエ)

フレディ レック・ウォッシュ サロン トーキョー プロデューサーの松延さんは、「洗濯ソムリエ」の資格をお持ちです。洗濯の仕方から、アイロンの掛け方まで、メディアやイベントなどでもレクチャーされています。今回の特集では、白スニーカーを真っ白に洗うコツは「お酢」だった!? でもお話を伺いました。

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