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2018.03.06

より格好良く、より若々しく。世界のリーダーたちは美容整形にハマっている!?

人前に出る仕事では顔の印象が大事。良いイメージを作るためには男だって美容整形は必須。それが今どきの世界のリーダーたちの常識のようです。高須クリニックの高須克弥院長に聞きました。

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文/紺野美紀

「男が顔をいじるなんて言語道断!」。そんな常識ももはや過去のもの。なにも、目をぱっちり二重にして、鼻を高くして……といったことだけが美容整形ではありません。数年前にイタリアの元首相ベルルスコーニ氏がプチ整形したと話題になりましたが、あれも顔を直すというのではなく若返りのための施術でした。

最近は、男性でも、特に経営者や政治家など、リーダーと呼ばれる人たちの間で、若返り=アンチエイジングの美容整形が当たり前のように行われているそう。男性の美容整形事情に詳しい高須クリニックの高須克弥院長に、そのあたりの最新事情を伺いました。
ベルルスコーニ元イタリア首相/ANDREA DELBO / Shutterstock.com

気持ちは若いのに、顔が老けているとソン

「昔は女性も男性もスターの写真を持ってきて、この顔にしてくれっていう要望が多かったけど、今はそういう人はすっかりいなくなりましたね(笑)」と高須院長。(以下同)

今でももちろん顔の造作を直しにくる人はいるものの、一方でアンチエイジングやイメージアップのためのプチ整形を求める患者が増えているそう。

「特に男性では、より具体的な要望が多いですね。例えば、“目つきが悪いと言われるので直したい”とか」
会社の経営者など、人前に出る仕事の人はやっぱり顔の印象が大事。

「だって社長の人相が悪かったら、会社のイメージも悪くなるでしょ。だから、アンチエイジングは人気です。シミやシワだらけのくたびれた老人よりも、若々しい方が断然会社のイメージはアップしますから」

平均寿命はどんどん延びて、今や80歳オーバーも当たり前。定年しても若々しい人はたくさんいます。
「気持ちは若いのに、顔は老けてしまいますよね。僕らの世代なんかは、“ボロは着てても心は錦”じゃないけど、見た目にこだわる、まして顔をお手入れするなんて発想はない世代だから。男はこうあるべきという教育を受けてきて、“見た目なんて気にしちゃいないよ”というポーズをとらなきゃいけなかった。

でも、長年の日焼けによるシミやシワ、あと薄毛に悩む人は多いですし、みんな格好良くなりたい、若々しくなりたいって実際には思っているんです」

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シワはシワでも眉間のシワは取らない方がいい

シワはシワでも眉間のシワは取らない方がいい

“いつ死んでもいい”と言う人ほど、人一倍健康に気を使っていたりするもの。特に本音と建前を使い分けるのが習性と化してしまった日本の男性陣はその傾向が強かったようです。

それが、ようやく“格好良くありたい”、“若々しくありたい”という本音を表明できる時代になってきて、美容整形のハードルも下がってきたという次第。
「僕はアンチエイジングで、全部表情シワと呼ばれるものは消したんです。そうしたら、何かトロ~っとした顔になっちゃって(笑)、前の方が良かったなんて言われちゃいました。

なんでだろうって考えて気付いたのが眉間のシワ。ブラッド・ピットもレオナルド・ディカプリオも眉間のシワが深くなってからアカデミー賞をもらってるんです。男の場合、眉間のシワがあるとちょっと苦みばしったいい男になるんですね」
そこで高須院長は、ヒマさえあれば顔の筋トレをして眉間のシワづくりに励んだそう。

「8年かけて、ようやく眉間のシワが戻ってきました(笑)。患者さんのなかにも眉間のシワをとりたいっていう人はいるけど、男性の場合は止めますね。(病院の)事務長からは“患者さんの希望なのに断ることはないでしょ”って怒られているけど(笑)」

女性の眉間のシワは“機嫌が悪そう”だの“何か疲れてる”などと言われますが、男性の場合は渋さや憂いといった魅力として映ることも多いそうです。
トランプ米国大統領/Evan El-Amin / Shutterstock.com

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スポーツジムに通うように気軽にシミ、シワ取り

スポーツジムに通うように気軽にシミ、シワ取り

アメリカの政治家がアンチエイジングの施術を受けているのは周知の事実。日本ではどうなのでしょうか。

「日本でもいまや当たり前ですよ。政治家の選挙って過酷でね、一か月とかず~っと外にいるわけじゃないですか。日焼けによるシミやシワに悩む人は多いです。やっぱりくたびれた顔をしている人には誰も投票しないでしょう」
昨年のアメリカ大統領選挙の際、ヒラリー氏の方が老けて見えたことが敗因のひとつと言われるほど。実際にはトランプ氏(71歳)の方が1歳年上です。政治家が選挙に勝つためにはアンチエイジングが不可欠のようです。

「日本でも若い30代、40代の議員さんたちは、当たり前のようにシミ、シワ取りをやっていますよ。ただ、上の世代にはまだ浸透していない。やっぱり“男たるもの”って考え方の人が多いんでしょう。上の世代の政治家ほどアンチエイジングに気を使った方がいいと思うんですけどね。他にも、目つきが悪いからプチ整形したらいいんじゃないかとか、アドバイスしたい政治家さんはいっぱいいますよ(笑)」
政治家だけなく、経営者やエグゼクティブと言われる若い人たちは、もっと日常的。まるでスポーツジムに通うかのようにクリニックにやってくるといいます。

「彼らは忙し過ぎて、肌の手入れをしたり、スポーツジムに通う時間がないんです。ここでは脂肪吸引だって一日で出来ちゃいますしね」
寿命が延び、活躍できる期間も伸び続けている現代。気持ちは若いのに見た目が老けてしまったせいで、はたからは“あの人ももう年だし、そろそろ”なんて引退を勧告されてしまってはやり切れません。気持ちと見た目のバランスを保つために、アンチエイジングは欠かせません。とはいえ、逆もしかり。

「いくらアンチエイジングで若返ったって、頭が固い古臭い考えだったら、一線からは退いた方がいいでしょう」
何事もバランスが大事なようです。

● 高須克弥(たかす・かつや)

美容外科医。医学博士(昭和大学、1973年)。美容外科「高須クリニック」院長。愛知県生まれ。東海高校、昭和大学医学部卒業。同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。「脂肪吸引手術」を日本に紹介し普及させた。江戸時代から続く医師の家系。格闘技K-1のリングドクターとしても活動している。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。藍綬褒章を受章。著書に『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子共著)、『シミ・しわ・たるみを自分で直す本』(KKベストセラーズ)、『ここが違う!高須克弥の美容整形』(KKベストセラーズ)など。

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