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2019.07.01

“浅草っ子”社長が語る! オトコの粋な夜遊びと秘密のスポット

観光名所のイメージが強い下町・浅草ですが、実は大人が夜遊びできるスポットもあるんです。生まれも育ちも浅草の柘製作所社長、柘 恭三郎さんに、とっておきの穴場を教えていただきました!

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取材・文/アキヤマケイコ 写真/中川 司

銀座・赤坂・六本木……いわゆる大人の街の遊び場は熟知されているみなさま方。行きつけの2、3軒はすでにおもちでしょうし、いまさらご紹介するのも釈迦に説法かと。では、観音さまの街・浅草はいかがでしょうか。

観光案内や接待でリクエストされることも多いエリアかと思いますが、深夜まで遊べる場所や、大人がゆっくり過ごせる穴場は、意外に思いつかないのでは?
そこで今回、生まれも育ちも浅草の柘 恭三郎さんに紹介を依頼。柘さんは、浅草に本社がある、喫煙具やタバコなどの製造・輸入・販売を手がける柘製作所の社長であり、江戸・下町文化にも詳しい通人です。江戸からの由緒ある歓楽街・浅草での“大人の遊び方”についても伺いました!

柘製作所・社長の“夜遊びの流儀”とは!?

藍鼠(あいねず)の絽の着物に絽の博多帯、パナマ帽のスタイルで登場の柘 恭三郎さん。着物の下は襦袢ではなく浴衣、しかも着物と重ねた着付けで、これは“一つ前の着方”というのだそうです。「昔の職人が仕事を終え、ひと風呂浴びてから飲みに出かける。そんな時の気楽で粋な着方。歌舞伎役者が稽古途中に食事で外出する時なんかも、この着方をするよね」
バーなど大人同士が集まる場所へ行く時は、まず服装を整えるのは大前提だそう。
「清潔にして、ちょっとお洒落するのはとても大事。近所の馴染みの店に行く時でも、ね」
 
家族からは「また様子を売りに(お洒落を見せに行く、といった意味の下町言葉)行っちゃったよ」なんて笑われることもあるそうですが、それはお店で働く人への敬意の表れと、柘さん。場の雰囲気を大事にするということは、大人のオトコとしてのマナー、なのですね。
お洒落、とまで気張らなくても、シャツやポロシャツなど襟付きの服を着るだけでもよいそう。「“こざっぱり”という、いい言葉がありますよね。それを心がけるといいと思いますよ」

どんなに楽しく過ごしていても、一カ所のお店に長居するのはNG。「ダラダラせず、程度のいいところで帰る。切り替えるのも大人の振る舞いですね」
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女性には「僕はこんな服だよ」とヒントを出しておく

同行者がいる場合、その場で居心地よく過ごせるように、スマートに配慮するのも心得。
「たとえば料亭に芸者を呼んで接待をする場合、私は料亭や置屋さんに“やわらかものの着物(フォーマル寄り)で行くよ”とか“今日は着流し(ラフ)だよ”とか事前に伝えておきます。そうすれば料亭も芸者も、意を汲んでくれて、場の雰囲気を上手くつくってくれますからね」
女性をエスコートするとき、行き先を内緒にしておきたいなら(サプライズというやつですね)、せめて自分がどんな服装で行くか、ひと言伝えておくという心配りも大切だとか。「せっかく面白い場所に案内されても、自分の服装が場違いだと女性は楽しめないもの。“僕はこんな服だよ”と事前にヒントを出しておけば、女性も安心してお洒落の準備ができますよ」

浅草・大人の隠れ家バー2軒をご紹介

柘社長イチ押しの浅草・夜遊びスポット

朝イチで訪れる観光客が多く、夜は早めにクローズしてしまうお店が大半の浅草。しかし探せばもちろんあります、深夜まで過ごせる場所が。
 
浅草の“いい店”を知り尽くしている柘さんに、深夜にゆっくり過ごせる大人の隠れ家バーを挙げていただきました!
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■ BAR DORAS(バー ドラス)

ヨーロッパのバーにトリップしたよう。
大人の趣味人がくつろげる場所

DORASの「扉」。レンガ貼りの外壁や照明がいい雰囲気を醸し出しています。
隅田川そば、助六夢通りに面したBAR DORAS(バー ドラス)は、柘さんが「この界隈で雰囲気がピカイチ」と太鼓判を押すお店。ゲール語で“扉”を意味する店の名は、オーナーバーテンダーの中森保貴さんが、ヨーロッパとその豊かなお酒文化への“入り口”になりたいという気持ちからつけました。
『旅するバーテンダー』の著書もあるオーナーバーテンダー・中森保貴さん。ヨーロッパを旅し、小規模な生産者との繋がりを深めて、お酒を揃えています。
店内に入ると、ごくごく限られた光とキャンドルの炎のみのかなり暗めの空間が。オペラが流れ、目が慣れるとクラシカルなインテリアがふっと浮かび上がり、まるで古いイギリスのバーにトリップしたような気分になります。こちらでは、コニャックとスコッチウイスキーをメインに、ヨーロッパのお酒のみを提供。中森さんが、毎年、2週間ほどヨーロッパを周り、生産者と親交を深めながら揃えてきたもので、日本ではここでしか飲めない貴重なものばかりです。
「ギイ ピナール1988  XO」。オーガニックの葡萄を使い、長期熟成のコニャックを生産するギィ・ピナール家の貯蔵庫から特別に提供してもらったもの。28年熟成。
ストレートはもちろん、カクテルも。「お酒でお客さまに合わせたストーリーを創って、一緒に楽しみたいなと。たとえば柘さんには、パイプに合うよう、スモーキーなスコッチと自家製のコーヒーリキュールを使ったカクテルをお出ししているんです」(中森さん)

「中森さんが骨董市で集めてきたグラスは、並べ方までセンスがよく、彼の仕事が繊細で丁寧なのがわかる。私もパイプや根付けを集めていて、古いものに愛着があり、話や気持ちが通じるんだね。このパナマ帽も、珍しいものだと気づいてすぐ褒めてくれたのはうれしかったね」(柘さん)

■ BAR DORAS(バー ドラス)

住所/東京都台東区花川戸2-2-6
営業時間/月〜土曜19:00~翌3:00、日曜・祝日18:00~翌2:00
定休/水曜・第3火曜 ※年1回、店休有り(ウエブサイトで要確認)
 
URL/https://doras.exblog.jp
 
お問い合わせ/☎03-3847-5661

※1組3名まで来店可

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■ BAR SIX(バー  シス)

屋上テラスで浅草の夜景が一望! 
夏の“夜涼み”はコチラで

バーから続くカウンター付きテラス席。浅草寺五重塔が、こんなに間近に。
浅草寺の東側・二天門を出てすぐ、アミューズミュージアムビルの6階にあるBAR SIX(バー シス)。コチラは何より眺望の良さが魅力。窓からは、浅草寺の五重の塔やスカイツリーが望めます。
上の写真のような、バーから続くテラスカウンターからの眺めもいいけれど、「屋上にも広いテラスがあって、ここが穴場。夜はライトアップされた浅草寺やその周辺の浅草の街並みがぐるりと眺められる。これからの季節、誰かを誘って涼むのにちょうどいい」(柘さん)
ブラックを基調にした和モダンの店内は落ち着いた雰囲気。さりげなく錦絵が飾られています。
天候がイマイチで、テラスや屋上に出られない時は、店内に飾られているアートを鑑賞するのも手。同じビルに「布文化と浮世絵の美術館」があることもあり、さりげなく飾られている錦絵も本物です。「浅草寺ゆかりの錦絵もあるので、スタッフに聞いてみてください」(店長・松本こうせいさん)
残念ながら、こちらのビルが2019年3月にクローズしてしまうそうなので、テラスや屋上から夏の浅草の夜景が眺められるのは、今シーズンがラスト。体験したい方はお急ぎを!

■ BAR SIX(バー シス)

住所/東京都台東区浅草2-34-3 アミューズミュージアム 6F

営業時間/18:00~ミッドナイト
定休/月曜

URL/http://www.asakusabarsix.com
 
予約・お問い合わせ/☎03-5806-5106

●席料/1000円

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