• TOP
  • FASHION
  • 1着50万オーバー!? 最高峰スーツは一体何が違うのか?

2018.03.22

1着50万オーバー!? 最高峰スーツは一体何が違うのか?

男の装いはネイビースーツに始まりネイビースーツに極まる。なんて台詞をよく耳にします。事実、一見同じようなネイビー無地のシングルスーツにも入門編から最高峰までさまざまな製品が存在します。じゃ、その違いは一体どこにあるのか?(だってパッと見は似たようなものだから…)という疑問を解明するため、今回は最高峰なる一着の最高峰たる所以を探ってみました。

CATEGORIES :
CREDIT :

写真/蜂谷 哲実(hachiya studio)、中田陽子(MAETTICO) スタイリング/小野塚 雅之 取材・文/竹内虎之介

最高峰スーツとは、スーツの奥深さを体現する“最高の普通”

シングルブレスト・無地のネイビースーツといえばフレッシュマンのユニフォーム的存在。誰もが社会人になると最初に揃える一着目のスーツではないでしょうか。そして、ほとんどの場合、価格は数万円程度かと。一方で、世の中には一着50万円以上のネイビースーツが存在するのも事実です。この両者、誤解を恐れずに言えば、ほぼ同じ服。でも、価格には10倍近くの差があります。何がそんなに違うのか? そして、その違いは着る者にどんな作用を及ぼすのか? そのあたりを明らかにすべく、最高峰スーツの代名詞たるキートンの一着をこの目で確かめてきました。

NEXT PAGE2/ 5

究極のネイビースーツに隠された秘密とは?

スーツ52万円、シャツ5万6000円、小紋タイ2万9000円/すべてキートン
たかがスーツ、されどスーツとはよく言ったもの。なにしろキートンのネイビースーツは、どこにも奇をてらったところのないクラシックな一着にして、目にした瞬間「やっぱり違うな〜」と感じる、なんとも言えないオーラを放っているのです。で、そこが重要。つまり、最高峰のスーツとは、ビジネスエグゼクティブや政治家といった人々が、あくまで最高の仕事をするための服。だから、着る人を引き立てる圧倒的な上質感を漂わせつつも華美である必要はないということ。いや、むしろ極力悪目立ちしてはいけないのです。そして、そういう奥深〜い上質感を備えた“最高の普通”こそ、最高峰スーツの本質と言えるのです。

もちろんクラシックなスーツと一口に言っても、イギリス流、アメリカ流、イタリア流といくつかのスタイルがあります。が、いま手にできる既製服の最高峰という観点で見ると、サルトリア(仕立て屋)の伝統を今に受け継ぐイタリア・ナポリのスーツが最右翼と言えるでしょう。そこには、元来純然たる仕立て服だったスーツにあるべき手仕事の美しさと、現代的なやわらかさとが見事に調和した、しなやかな普遍ともいうべきスタイルがあるのです。

NEXT PAGE3/ 5

美しいディテールが醸し出す最上級のオーラ

上質な生地と丁寧な手仕事が最高峰スーツの基本

さて、そんなナポリスーツの代表格たるキートンの定番(通年)スーツを見てみると…まず目につくのが生地の良さ。まるでシルクのような光沢を放つキメ細やかなその生地は、実に14ミクロンという極細のウール糸で織られたエクスクルーシブファブリック。厳密さを重視すべく、あえて“スーパー00’S”という言い方をせず、ミクロンで表すところにキートンの揺るぎない自信がうかがえます。
 
次に目を引くのが、やわらかな立体感。このやわらかさを生んでいるのが全150工程、20時間を要する仕立てです。しかも、そのほとんどが手作業かつ、それぞれの工程にひとりずつの職人がつくという贅沢さ。つまりは、一着のスーツを仕立てるのに150人もの熟練職人が携わっているということなのです。これはもはやオーダーメイドとなんら変わらぬ手間暇。まさに最高峰の既製服と言えましょう。

NEXT PAGE4/ 5

副資材にも最高級の素材と手間がかかっていた!?

そんな贅沢な仕立てのなかでも、とりわけ印象的なのが袖付けです。マニカカミーチャと呼ばれるシャツ様式の袖付けは、もちろんすべてが熟練職人の手縫いによるもの。この袖付けがあればこそ、ナポリ仕立て特有のやわらかな印象と、見た目同様にやわらかで、着れば着るほど体に馴染む着心地が完成するのです。もうこれだけでも最高峰の最高峰たる所以を十分おわかりいただけると思いますが、実は見えない部分もスゴイのが最高峰スーツの真髄なのです。
 
ジャケットというのは表地と裏地、そしてその間に挟まれた副資材によって構成されていますが、着心地やフィッティングを決定するうえで大きな役割を担っているのが、表からは見えない副資材です。そんな副資材の主役たる芯地に、キートンではオリジナルの100%キャメルのフル毛芯が用いられています。まんま表地にも使えそうなほど上質な素材を、わざわざ見えない部分に仕込むのは、どこまでも究極の着心地とフィッティングを求めてのこと。当然、生地との合わせも接着ではなく縫い合わせゆえ、硬いところがどこにもない仕上がりとなるのです。

NEXT PAGE5/ 5

結局、最高峰スーツとはどんな存在なのか?

人知れず着る者の格を上げる──それが最高峰スーツの存在意義

こうして出来上がったスーツは、最後に人が着ることによって完成します。軽くやわらかな着心地はもちろん、シルエットの美しささえも着る人の動きによって真価を発揮する、というのが最高峰スーツの目指すところ。しかも、その美しさが時間とともに劣化しないのです。そんなタイムレスな価値を備えたスーツだからこそ、キートンでは常時、定番モデルのパターンオーダーも受け付けています。さらに各シーズンに1回(年2回)、イタリア本国よりフィッターを招いてのオーダー会も実施。どこまでも自分の体にフィットした究極のスーツを手に入れることも可能なのです。
 
いかがでしたか? 最高峰スーツがなぜ高価なのか、よ〜くわかっていただけたかと。でもってAdelaideclassifieds.jpは、こういうスーツこそ、しかるべきポジションを得た男がお金をかけるべき、投資価値のある一着と考えますが、さて、皆さんはどうお感じになられたでしょう。

◆ キートン銀座店

ナポリスーツの象徴であるキートンの魅力を凝縮した国内最大の直営店。店内中央にはサルトリアスペースが併設され、一流サルトの手仕事を直接体感できます。
3月21日(水)と25日(日)にはイタリア本国よりフィッターが来日してのオーダー会を実施。
 
住所/東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座1F
電話/03-3573-6053
営業時間/11:00〜21:00

■ お問い合わせ

キートン 0120-838-065

最高峰スーツが気になった方は、こちらもどうぞ!

いま、スーツは機能がスゴイ! 究極進化した天然素材とは?
いま欲しいのは、高機能と本格的な格式を兼ね備えたスーツ。大人のビジネススタイルにぴったりな3着をご紹介します。

出張スタイルでビジネスマンの格が分かる? 最新ウェアからグッズまで一挙紹介!
出張のストレスは専用スーツと便利アイテムで解消! 仕事もはかどること間違いナシです。   

春のネイビースーツ、モテる一週間コーデ【木〜土編】
ネイビースーツは休日だって着られる心強い味方。1weekコーデの後半をどうぞ。

オンオフ使える!! 注目の春アウター3選【コート編】
ビジネスに使えるアウター選びは、ずばりオンオフ使いできる一着が正解でしょう。スマートかつトレンドを押さえたロング丈アウターをご紹介します。

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう

Adelaideclassifieds.jpの最新ニュースをお届けします。

RECOMMEND FOR YOU おすすめの記事