2016.07.23

イタリアオヤジは楽しみ上手

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創刊以来、Adelaideclassifiedsではずっとイタリアオヤジの出で立ちそして動向をつぶさにチェックしてきました。なぜなら彼らは小誌が目指す"モテるオヤジ"を見事に体現する男たちだったから。思えば、かつて日本の男はみ〜んな"正しい大人"を演じるためにひたすら頑張ってきました。その結果、気がつけば男の輝きは青春とともに過去のものとなり人生の意味さえ見失っていたように思うのです……。これでは当然モテるはずもありません。一方でイタリアオヤジはというと誰かが決めた正しい大人を演じるよりももっと自分に正直に、お洒落を、恋を人生を楽しんでいる。そして、この人生を積極的に楽しむ姿勢こそ"モテる"の真髄だったのです。
そんなAdelaideclassifiedsとイタリアオヤジの共犯関係も今年で早15年。今回はその集大成として15年間付き合い続けたAdelaideclassifiedsだからこそ見える彼らの本当の姿を、過去と現在を織り交ぜつつお届けします!そこから見えてきたのは、やっぱりお楽しみはこれからだ!ってこと♥
個性豊かなイタオヤなれど楽しむ姿勢はみ〜んな同じ
ピッティ期間中、まさにオールスター勢揃いとなったイタリアオヤジたち。それぞれ個性的な面々ですが、人生を楽しみ尽くしたい!という基本スタンスはみ〜んな同じ。それが表情にまで滲む彼らは、やっぱり女性にもモテるのですよ。
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Question イタリアオヤジにとってTシャツって?

Answer 「昔は下着、いまはハレ着!」

Adelaideclassifiedsが創刊した15年前、イタリアでTシャツ姿のオヤジさんを見かけることは、まずあり得ませんでした。なにしろ当時の彼らにとってTシャツは下着、それも子供のものという認識だったから。そんなイタオヤのTシャツ事情に異変が現れたのは5年ほど前。小誌が着流しを提唱しはじめたのと時を同じくして、イタリアでも“ジャケ下T”のオヤジさんをちらほら見かけるようになりました。この勢いが思いのほか凄かった。着流しがイタリアオヤジの定番スタイルとなるや、早い人は昨年あたりからジャケットさえ脱ぎはじめたのです。で、気がつけゃいまやTシャツは堂々の“ハレ着”。お洒落オヤジの祭典たるピッティ会場でも、Tシャツ一枚の洒落者が溢れる状況になったのです。このように時代の空気を察知し柔軟に対応する姿勢もまた、イタリアオヤジ一流の人生を楽しむ秘訣なんですね。

Question イタリアオヤジにとって派手色って?

Answer 「なりたい自分を叶えるひとつの武器です」

"個性がモテる"を知るイタリアオヤジは、遊び心ある差し色がとっても上手。開放的な夏ともなれば、その傾向もひとしおです。それでもなお"派手色は1色差し"を心得る彼らは、だから悪目立ちしない。これ、大いに真似しちゃいましょ。

Question イタリアオヤジにとって黒色って?

Answer 「イタリア史上"お初"の洒落色です」

数年前、クラシコを基本とするイタオヤが黒色のアイテムを好んで着るなんて、誰が想像できたでしょうか。そう、彼らにとって黒色は“フォーマル”な色であって、ファッションとはまた別の次元に存在するものでした。しかし、それがいま、彼らにとって最新にして最旬のファッションカラーは黒に。モードブランドよろしく真っ黒コーデを楽しむ人、ネイビーの代わりに黒を取り入れる人など、その取り入れ方は多様ですが、はっきり言えることは黒をフォーマルな色としてではなく、ファッションを楽しむための色のひとつ、と捉えているってこと。その軽快さ、見習うところ多しです。
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Question イタリアオヤジにとってクラシックカーって?

Answer 「愛すべき大いなる無駄」

イタリアオヤジはクルマ好き。というのは有名な話ですが、とりわけ彼らにとって特別な存在といえるのが、クラシックカーです。かの「ミッレ・ミリア」に象徴されるとおり、一般にテクノロジーの実験場ともいうべきレースの世界にさえ、独特の視点を持ち込むイタリア人。そのDNAを受け継ぐ彼らは、最新のクルマももちろん大好きなんですが、クラシックカーには性能以上の価値を認め、一種の敬意をもって接しているのがよくわかります。そして、それを手にすることは彼らにとって、文字どおり“成功の証”にほかならないのです。しかも、彼らは単に所有するだけでなく、しっかりとメインテナンスを施し、自らステアリングを握り、まるで対話するようにクルマとの時間を楽しんでいる。その愛し方もまた、五感をフルに使って人生を味わう、楽しみ上手なイタリアオヤジならではなのです。

Question イタリアオヤジにとってアクセサリーって?

Answer 「ゲン担ぎみたいなものだったりして……」

素肌の露出が増えるこれからの季節、イタリアオヤジの手首や足首を見ると、さまざまなチャーム型のアクセサリーを身に付けているのがわかります。動物や花、何だかよくわからないシルエットのものなど多種多様。聞けばそれらは一種の“お守り”なのだそうで、例えばナポリで有名な角のようなチャーム(とうがらしにも似ているなど諸説あり)は、大切な人からプレゼントされると幸運に恵まれる、といった逸話があるのだとか。そんなネタになる小道具をイタリアオヤジが放っておくハズもなく、自身のため、ちょいプレアイテムとして、せっせと活用している次第です。そんなわけで、ぜひとも貴兄もゲン担ぎアイテムとして、ニキータに披露する小ネタとして(そのままちょいプレもね)、ラッキーチャームをご活用くださいまし。

Question イタリアオヤジにとってサングラスって?

Answer 「ファッションです (見た目が9割!)」

イタリアオヤジのスタイルを完結させるうえで、アクセに加え重要なのがサングラス。では、その選びの基準はというと……ズバリ、見た目。機能よりも掛け心地よりも、とにかくそこが肝要なのです。ま、サングラスを掛けた目元って単純に格好いいですし、化粧をしない男にとっては変身願望を満たしてくれるまたとないツール。これを楽しみ上手なイタリアオヤジが放っておくはずはありません。というわけで、彼らにとってサングラスとは一も二もなくファッションなのです。もちろん、ファッションというからには旬があります。そこで最新のスナップを確認すると、皆さん揃ってクリアフレーム。どうやらちょいレトロな清涼感がこの夏の気分のようですね。

写真/スナップ&取材・木村金太、Yu Fujiwara、鈴木泰之
静物・蜂谷哲実 スタイリング/四方章敬
文/竹内虎之介(シティライツ)、いとうゆうじ、瀧川修平、Adelaideclassifieds編集部

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