• TOP
  • FROM EDITORS
  • 「美人女スパイ vs 奇人強盗犯」秋の新作映画、デートで見たいのはどっち!?

2017.09.30

『アトミック・ブロンド』vs『ローガン・ラッキー』

「美人女スパイ vs 奇人強盗犯」秋の新作映画、デートで見たいのはどっち!?

深まる秋のデートにオススメの新作映画2本をご紹介。スリル満点のスパイアクションとユーモア溢れる犯罪ドラマ、どちらがお好み!?

CATEGORIES :
文/Adelaideclassifieds.jp 吉田奈緒子
生き馬の目を抜くハリウッド映画界で、成功を手中に収める俳優・女優はほんのひと握り。体型はもちろん、しぐさや表情、話し方まで、役柄に合わせて自在にコントロールできてこそ、一流の演じ手と言えますが、この秋のデート向きに、そんな稀有な存在のキャストの変身ぶりを楽しめる映画を見つけたのでご紹介します。
『アトミック・ブロンド』の戦闘シーンで「家の中のものを武器に使うワザは、ジャッキー・チェンのアクションを参考にした」とは、シャーリズ・セロンの言。
まずは、いまやハリウッドきってのクールビューティ、シャーリズ・セロン主演の最新作『アトミック・ブロンド』です。1989年、ベルリンの壁崩壊間近のドイツを舞台に展開される本作では、初の女スパイ役に挑戦した彼女。イギリスの秘密情報部M16が誇る敏腕の諜報部員を、持ち前の美貌にさらに磨きをかけて演じています。
思えば2008年の『モンスター』で主演を張ったシャーリズ・セロンは、贅肉を14kg増量してあえて美貌を封印するという女優魂を見せていましたっけ。アカデミー賞をはじめとする数々の映画賞を総なめにしたあの体当たり演技には舌を巻きましたが、今回の役柄はその真逆。

美貌と知性が一級なのはもちろん、男性顔負けの戦闘能力をもつ役だけに、クランクインまで彼女は相当ハードなトレーニングを積んだそうです。
終盤の7分半1カットのハードなアクションシーンは、役者陣、スタント陣、カメラスタッフなど、関係者一丸で作り上げたという迫力のクライマックス。
監督は、『マトリックス・レボリューションズ』や『トロイ』などのヒット作でスタント経験もある気鋭のデヴィッド・リーチ氏。シャーリズ自身、監督の高い要求に応えて結実したのが、終盤の7分半に渡る長回しの戦闘シーンです。

KGBの刺客たちと繰り広げる死闘にはワイヤーアクションなどの派手さはないものの、生身の人間同士の真に迫るぶつかり合いがかえって非常にリアルで、手に汗握らずにはいられませんでした。

美人女スパイはファッションでも魅せます

絶世の美女が、あんなズタボロ姿をさらけ出すなんてスゴイなぁ……と感銘を受けたのは、『キル・ビル』のユマ・サーマン以来。

脇を固めるジェームズ・マカヴォイの怪演や、東ベルリンのアンダーグラウンドで当時の若者たちの間で流行ったエッジィなファッション、デヴィッド・ボウイやニュー・オーダーの80年代ポップミュージックもこの作品を盛り上げています。

どこを切り取ってもクールで洒脱な本作は、ふたりの関係に刺激❤︎を注入すること請け合い。

■『アトミック・ブロンド』

10月20日(金)より全国ロードショー

URL/

一方、あの英国エリート諜報員が
キレッキレの犯罪者に!?

そして、おなじみ『007』シリーズでクールなジェームズ・ボンドを演じてきたダニエル・クレイグが、見事な変貌ぶりを見せる新作も公開間近です。

『オーシャンズ11』シリーズで指揮を執ったスティーブン・ソダーバーグ監督が、引退宣言後に脚本に惚れ込みメガホンを取った『ローガン・ラッキー』は、人情味溢れる(?)新感覚のクライム映画。スタイリッシュな『オーシャンズ11』シリーズとは対照的に、ウェストバージニア州の片田舎で暮らすうだつが上がらないローガン兄弟が、同じく冴えない仲間たちと決起して人生大逆転を賭けた強盗計画に乗り出すさまを笑いを交えながら描きます。
© 2017 Incarcerated Industries Inc. All Rights Reserved./『ローガン・ラッキー』 
素人の強盗集団で唯一犯罪者として異彩を放つのが、ダニエル・クレイグ演じる爆破のプロ。ブリーチしたクルーカットと腕に刻まれたタトゥーが凄みをきかせる風貌で、アメリカ東部の方言を流暢に話す……。

ブリオーニやトム フォードのスーツを颯爽と着こなす英国のエリート諜報員の面影は微塵も感じさせない変身ぶりにも、正直驚きましたよ。『ドラゴン・タトゥーの女』でもジャーナリスト役を演じていたし、インテリなダニエル・クレイグしか見たことないせいもありましたが。
チャニング・テイタム(写真左)も役作りで体重増に励んだとか。
犯罪映画なのに、チャニング・テイタム演じるイイ奴っぷり全開の主人公を中心に、家族愛や初々しいロマンスも盛り込まれた本作は、スカッと胸がすくのになんだか心が温まるんですね。ゆえ、緊張しっぱなしのクライムサスペンスと違って、彼女もニッコリ笑顔になれることをお約束。

この秋は、刺激的なスパイムービーで彼女との関係にスパイスを加えてみましょうか? それとも、異色の犯罪映画でふたり一緒にほっこりしてみる?

■『ローガン・ラッキー』

11月18日(土) よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国ロードショー

URL/

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう

Adelaideclassifieds.jpの最新ニュースをお届けします。

RECOMMEND FOR YOU おすすめの記事