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2018.02.18

Lamborghini Urus

ランボルギーニ「ウルス」がついに日本デビュー! モンスターSUVの全貌はいかに?

ランボルギーニが2月6日、新型高性能SUV「ウルス」を東京・六本木で日本初公開した。2012年の北京モーターショーでコンセプトカーとして初披露され、話題となったランボルギーニ製SUVが、アヴェンタドール、ウラカンに続く第3のプロダクトモデルとして、ついに日本上陸を果たしたことになる。その詳細をレポート。

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文/原アキラ

ランボルギーニ第3のモデルであり、初のSUVであるウルス

スーパーSUVというコンセプト

この日のために来日したステファノ・ドメニカリCEOは「ウルスは、ランボルギーニ・スーパースポーツのDNAを、最も汎用性のある車両であるSUVに吹き込んだスーパーSUVとして開発しました」と紹介。

さらに、「家族や友人など4、5人を乗せて日常使いができ、サーキットから高速道路、都市部から荒地までの全てに対応できる、今までの市場にない完全なニュープロダクトなのです」と新型SUVの万能性を強調。これにより、ランボルギーニのユーザーになる新しいファミリーを数多く迎えることができるようになったと語りました。
ボディサイズは全長5,112×全幅2,016×全高1,638mm
日本は世界で2番目の市場であるというランボルギーニにとって、新しいウルスの発売は最適のタイミング。芸術性、技術力、スタイル─“Made in Italy”が大好きな日本人には、ウルスのバリューはピタリと当てはまるだろう、との分析もあり、昨年12月のワールドプレミア以来わずか2ヵ月で日本デビューとなったのです。
ホイールベースは3,003mm
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「ウルス」の車名は大型の野生牛が由来

今回の車名は、オーロックスとしても知られる大型の野生牛「ウルス」が、ランボルギーニの伝統であるスペインの闘牛と非常に近い外見をしていることから採用。スーパーカーとSUVをミックスしたスーパーSUVというクルマの成り立ちにふさわしい名称といえるでしょう。

目の前に現れたウルスは、新しいランボルギーニの時代が始まることを象徴する純白のボディカラー。全体の3分の2がボディ、3分の1がウインドーというエクステリアは、ランボルギーニ・スーパースポーツカーの伝統を引き継ぐもので、SUVとしては異様に低く構えたデザインとなっていました。
23インチホイールの奥にはフロント440mm、リア370mm径のカーボンセラミックブレーキが収まる
カウンタックから始まった斜めのフードラインを持つ盛り上がったボンネット、なじみのあるY字型の前後ライト、六角形のテーマを表す大きなエアインテークやフロントグリル、サイドのパワフルでエッジーなキャラクターライン、なだらかな角度をつけたリアウインドーなどが目を引き、ボディの四隅に配された巨大な23インチホイールが高い地上高を確保しています。

その内側には市販モデル中最大となるフロント440mm、リア370mm径のカーボンセラミックブレーキが装着されていて、高性能SUVであることをアピール。
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六角形のエアベントなどがアヴェンタドールやウラカンと兄弟であることをアピールしている

広い後席を備えたインテリア

インテリアは、六角形のエアベントやドアハンドル、カップホルダー、エアバックモジュール、ドライバー側に向いたダッシュボードなどランボルギーニ車らしい統一感があるもので、新たにセンターコンソール中央に配されたTamburoセレクター(後述)が最新のSUVモデルであることを主張しています。

公開されたモデルにはレッドカラーのレザーシートが装備され、ブラックとシルバー、カーボンを使用した各パーツとのコントラストがスポーティさを強調するモデルとなっていました。
ブラックとレッドのツートーンがレーシーな雰囲気を醸し出す
気になる後席は、3,003mmのロングホイールベースを生かしたゆとりある足元スペースと、頭上空間を十分に確保した広々としたもので、フロントシート背後にモニターまで装着したコンフォートな空間になっているのには驚かされました。また、トランクスペースは、ゴルフバックを2、3セット積めそうな容量616リッターを確保。三人がけのベンチシート仕様であれば、折りたたむことで1,596リッターまで拡大が可能です。
ロングホイールベースゆえ後席スペースも充分に確保されている
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SUVで0-100km/h加速3.6秒、最高速度305km/hを達成

発表会場でウルスの技術説明を行ったのは、ランボルギーニの研究・開発部門を担当するマウリツィオ・レッジャーニ取締役。心臓部は、フロントに搭載した4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンで、最高出力650hp/6,000rpm、最大トルク850Nm/2,250-4,500rpmを発生する、ランボルギーニ初のターボユニット。

中低速域から強大かつフラットなトルクを発生する特性を持ち、あらゆる場面を走行することが想定されるSUVモデルとして最適の選択だといいます。乾燥重量2,200kg以下、パワーウエイトレシオ3.38kg/hpを誇り、パフォーマンスは0-100km/h加速3.6秒、0-200km/h加速12.8秒、最高速度305km/h、100km/hからの停止距離33.7mというスーパースポーツカー顔負けの性能を発揮します。
最高出力650hp/6,000rpm、最大トルク850Nm/2,250-4,500rpmを発生する4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジン
新しいウルスの走りを決定づける要素として、ドライビングダイナミクスを最適化する「4WD+トルクベクタリング」や、プラス/マイナス3.0度可動するリアステアリングにより低速時の機敏性と高速時の安定性を提供する「4WS」などがあげられます。
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センターコンソールには、ランボルギーニ・ドライビング・ダイナミクス・コントロール「Tamburo」のセレクターが設置される

あらゆる走行シーンに対応するドライビング・ダイナミクス・コントロール「Tamburo」

ランボルギーニ・ドライビング・ダイナミクス・コントロール「Tamburo」は、センターコンソールに装備されたドライブモードセレクターにより、上記の4WD+トルクベクタリングをはじめとする車両の全ダイナミクスシステムを制御するもので、走行シーンを選ばないSUVのウルスには不可欠な要素。
メーターパネルには今やスタンダードともいえるバーチャルメーターを採用
左側の「ANIMA」というセレクターでは、路面状況やドライバーの好みに応じて、STRADA(標準)、STORT(スポーツ)、CORSA(トラック)、さらにウルスに追加されたNEVE(雪上)というドライビングモードをセレクトできる。オプションで、TERRA(オフロード)、SABBIA(砂漠)の両モードを加えることも可能。

右側の「EGO」モードでは、快適な乗り味からスポーティでアグレッシブな走りに対応するセッテイングまで、ドライバーの好みに応じてカスタマイズすることができる。これを可能にしたのが、ランボルギーニ初の電気機械式アクティブロール・スタビライゼーションシステムと、アダプティブ・エアサスペンションです。
トランクスペースは、ゴルフバックを2、3セット積めそうな容量616リッターを確保
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レベル2の運転支援システムを装備

安全面では、先進運転システム「ADAS」を搭載したのが新たなニュースで、フォルクスワーゲン・グループの新型モデルと同等となるレベル2(SAE基準)を達成した支援システムになっています。衝突防止・緩和の「PreCognition」システムや、渋滞時に自動追従するクルーズコントロールは標準装備され、オプションで交通管理システムやトップビュー・カメラも選択できるそう。

発表会終了後にインタビューに答えてくれたドメニカリCEOは、「ランボルギーニはウルスを発売することで、2019年の生産台数をこれまでの約2倍となる7,500台に設定しました。このため生産拠点であるイタリアはサンタ・アガタ工場の面積を2倍の16万㎡に拡大。さらに新たな従業員も500人規模で雇い入れました」と語りました。
アウトモビリ・ランボルギーニのステファノ・ドメニカリCEO
また、「今がランボルギーニにとって、最も良い瞬間です。社員も私もモチベーションが高く、若い人材の育成が行われ、世界中のマーケットでの評価も上がっています。その良い例がランボルギーニのネットフォロワーの数字で、今や1,150万人に達しています」と好調ぶりを強調。「これでモチベーションが上がらない社員がいたら、ほかの会社に行ってください、と言うよ」と笑って見せました。そして「今こそが新しいスタート地点に立ったときなのです」とも。

今後の予定は、ウルスの販売が安定する正しい時期を見極め、新たにハイブリッドモデルを投入することだと言います。デリバリーは2018年春を予定しており、日本での価格は2,574万円となる。

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