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2017.10.20

新型ボルボXC60に試乗!モテるSUVは景色に飛び込みたくなる?

プレミアムSUVの魅力を一番よく知っているのは女性かもしれない。そんなSUVのなかでも、スカンジナビアンデザインのインテリアという強力なモテ要素をもったボルボのXCシリーズに、日本における本命といえるミドルサイズSUV、新型XC60が登場! さっそく試乗リポートをお送りする。

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文/小川フミオ
女性に人気の高いボルボXC60。従来型は2009年に日本で初めて完全自動停止する自動ブレーキを導入している。安全性の高さも注目すべきポイントだ。

フルモデルチェンジしたT5 AWDの実力はいかに

ドアのパーティングラインが大きくなったのと、ボディ下部のキャラクターラインが大胆になりスポーティな雰囲気が増した
ボルボの人気の高さにはもうひとつ、趣味性の高いインテリアがある。英国製高級SUVとも違う素材つかいや色彩感覚が女性ウケしているのはご承知のとおり。

新型XC60の特徴はフロントマスクが新世代のボルボ車共通のものになったことが大きい。内装でも9インチのタブレット型モニター採用。テクノロジーで新しさを強調している。
モニターはタブレット端末のように指の動きで画面が切り替わっていく 
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日本展開されるモデルは4つ。すべてAWDとボルボでは呼ぶフルタイム4WDシステムを搭載している。うち2017年10月導入は2モデル。

2リッター4気筒搭載の「T5 AWD」(599万円~)と、2リッター4気筒のハイブリッド「T8ツインエンジンAWD」(884万円)だ。
T5 AWDでも上級グレードの「インスクリプション」を選ぶとリアシートヒーターが装備される 
2018年3月頃にはさらに2モデルが加わる。T5よりパワフルな「T6」(724万円)と、2リッター4気筒ディーゼルの「D4 AWD」(599万円~)である。

今回試乗したのはT5 AWDだ。グレードは「インスクリプション」(679万円)。革張りシートや19インチタイヤをもった仕様である。
T5 AWDのボディサイズは全長4690ミリ、全幅1915ミリ、全高1660ミリ 
少し高めのフロントシートに腰を落ち着けると、見晴らしがよい。これがSUVが女性人気の高い大きな理由である。
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四駆は“パワー”なのか?を問うクルマ 

男はつい“SUV(ヨンク)はパワーだ”という思い込みがちかもしれない。大きなトルクと高い悪路走破性こそSUVに必要なものとするヒトもいる。 
パノラマサンルーフ(20万6000円)には外気温が25度C以上になると自動でサンシェイドが閉じる機構が採用されている
世の趨勢は、しかし、異なっている。たとえばメルセデス・ベンツGクラスに女性が乗るのは車幅が比較的狭くて取り回しがいいという点が大きく評価されている。

ボルボのSUVもある意味似ている。内装はスカンジナビアデザインと聞いてしっくりくるように、ゴリゴリの機能主義ではない。
こんな雰囲気のいいホワイト系のインテリアがボルボの魅力だ 
機能が低いという意味ではないのは、2リッターより大きいエンジンは作らないと公言しているいっぽうで、排気量のわりにかなり大きなトルクを出すなど必要にして十分な力強さを持つことでわかる。

T5 AWDは4つのモデルのなかで最も控えめなパワーなのだが、それでも350Nmもの大きなトルクを1500rpmから出す設定で、乗って力不足感はいっさい感じない。
T5 AWDの1968cc 4気筒エンジンは187kW(254ps)の最高出力に350Nmの最大トルクを発生
低回転域でもスムーズないっぽう、とばしたいときにもきちんと応えてくれる。エンジン回転が上がったときはけっこういいかんじの排気音が響くのも運転好きには楽しい。

個人的にはベーシックグレードの金属バネ仕様も快適でいいと思ったが、彼女とゴルフなど高速道路を走る機会が多ければ、オプションのエアサスペンションを考えてもいいだろう。

ドライブモードと組み合わせることで、たとえば「ダイナミック」を選択すると、操舵力も段ビングも変わり、しゃきっとしたかんじになる。

シートは薄型で立体的。単体としてみても造型的に美しい。操作系の表面処理にも凝りまくっていて、車内に招くだけでも大いに喜ばれそうだ。
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サスペンションシステムはていねいに味つけがされ、ボディの揺れはしっかり抑えられている
安全性の高さも同乗者への配慮と受け止められる昨今。新型XC60はステアリングホイールのアシスト機能が充実して、衝突回避や被害軽減のために積極的に働く。

たとえば意図せず対向車線に出てしまった場合、対向車があると車両が判断するとステアリングホイール操作で元の車線に引き戻す。

車両、歩行者、自転車、さらに大型動物などとの衝突を回避したいが、自動ブレーキだけでは間に合わないというときは、やはりステアリングホイール操作が行われる。
「オンカミンクレーン・ミティケーション(対向車線衝突回避支援機能)」などステアリングシステムによる安全機能が大幅に増えている 
助手席の彼女へのアピールポイントはそれだけでない。路肩から飛び出して下に落下するような(欧米型の道に多い)事故の際は、前席乗員の脊髄損傷を守ってくれるシステムも搭載されているのだ。

もうひとつ、彼女に喜ばれるオプションがある。試乗車で体験したバウアース&ウィルキンスのオーディオだ。ひとことで言うと、とてもいい音である。
オプションのバウアース&ウィルキンスのスピーカーを使った1100wのハイファイオーディオ(42万円)はおすすめ
音源にかかわらず、かなり楽しませてくれる。いい音は大事だ。窓の外に見える景色がまるで映画のようになるから、ついその景色へ降りたくなる。それだとコマりますか?
●小川フミオ

ライフスタイルジャーナリスト。慶應義塾大学文学部出身。自動車誌やグルメ誌の編集長を経て、フリーランスとして活躍中。活動範囲はウェブと雑誌。手がけるのはクルマ、グルメ、デザイン、インタビューなど。いわゆる文化的なことが得意でメカには弱く電球交換がせいぜい。

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