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2017.07.06

ボルボ・カーズ、2019年から全モデルの電動化を発表。クルマの歴史はどう動く?

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文/編集部

自動車の進化が急ピッチで進むなか、ボルボ・カーズが衝撃的な発表をした。
なんと2019 年以降に発売される全てのボルボ車にエレクトリックモーターを搭載し、電動化を将来の事業の中心に据えると、明言したのだ。

これについて、届いたリリースの一文は、とても挑戦的。
“ボルボ・カーズが、内燃機関(ICE)のみを搭載した車の歴史的な終焉を発表した”

EV、ハイブリッドなどへの取り組みを各社が進めるなかにあっても、
ここまで振り切った方向を示したのは異例。
思えばフルモデルチェンジしたXC90も象徴的だった。
あの5メートル級の車体にたいして、全グレードのエンジンを2L4気筒に統一していて、そのときもかなり思い切ったダウンサイジング戦略だと感じた。
ダウンサイジングという考え方を最初に掲げたアウディでもここまで大胆な方向性は示していない。
むしろドイツ勢は電気モーターをモアパワーの動力源として捉えているふしもあり、本格的なEVとなるとBMWのiシリーズぐらいである。

ボルボ・カーズのリリースはさらにこう続く。
“この発表は電動化に取り組む全ての自動車メーカーにとって最も大きな転換期の一つを意味しており、内燃機関の発明から 1 世紀以上を経て電動化が自動車の歴史における新たな章の幕開けとなることを明確に示します”

この声明についてボルボ・カーズ社長兼 CEO のホーカン・サムエルソンの弁はこうだ。
「この発表はお客様のニーズを追求した結果です。人々はますます電動化された車を求めており、我々
はお客様の現在と将来のご要望にお応えして参ります。お客様はお好みの電動化されたボルボ車を選択
することができるようになります。」
今後どの車種が電動化されていくのか、具体的なスケジュールは発表されていないが、2019年から 2021年の間に5台の電気自動車を発売し、そのうち 3台はボルボ・モデル、2台はポールスターのハイパフォーマンスカーになるとのこと。
さらにこの 5 台に加えて、全モデルにガソリンおよびディーゼルのプラグインハイブリッド、もしくは 48V のオプションを備えたマイルドハイブリッドを用意し、自動車メーカーの中で最も幅広い電動化ラインナップを標榜するという。

おおらかでやさしいスカンジナビアンデザインが個性のボルボだけに、電気との相性はとてもいい感じがするが、この発表で「先進性」というアイデンティティも手に入れたことは間違いないだろう。
これを受けて、各社の電動化レースもより激化するのだろうか? 
いま、クルマの歴史は刻々と動いている。

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